何が起きたか

A株に上場する全43社の証券会社が2026年半期報告書を発表し、合計収益は3647.1億元(前年同期比45.87%増)、株主帰属純利益は1553.7億元(同49.01%増)となった。

CITIC証券、国泰海通、華泰証券、広発証券、招商証券の5社は、それぞれ純利益が100億元を超え、前年の2社から増加した。43社のうち40社が収益と純利益の両方で成長を記録した。

CITIC証券は首位を維持し、収益496.92億元(50%増)、純利益233.43億元(69.6%増)と、同期間で過去最高を更新した。国際部門は収益23.2億ドル、純利益8.3億ドルと、いずれも大幅に増加し、過去最高となった。

重要な理由

好調な業績は、活況な資本市場が証券会社の収益を取引、ウェルスマネジメント、投資銀行業務の全体にわたって直接押し上げていることを示している。テック投資、国際業務、大型ウェルスマネジメントという3つの成長エンジンが業績を牽引し、単一要因による上昇ではなく、セクター全体で広範な改善が見られる。

レポートで引用されたアナリストは、業界の利益回復は継続可能であり、通年で14%の成長が見込まれ、ROEは過去10年間の80パーセンタイルに達する可能性があると述べている。一方、セクターのバリュエーションは10パーセンタイルを下回っており、ファンダメンタルズの改善と市場価格の間に乖離がある可能性を示唆している。

主要な事実

A株上場証券会社43社の上半期合計収益は3647.1億元で、前年同期比45.87%増。

上半期の親会社帰属純利益は合計1553.7億元で、前年同期比49.01%増。

2026年上半期に純利益が100億元を超えたのは5社で、2025年上半期の2社から増加。

CITIC証券の上半期純利益は69.6%増の233.43億元で、同期間の過去最高を更新。

CITIC証券インターナショナルは、HKFRSに基づき、収益23.2億ドル(56%増)、純利益8.3億ドル(114%増)を計上。

天風証券は純利益の伸び率で首位で、前年同期比549.03%増。

次の注目点

2026年下半期も力強い市場活動が証券会社の収益を支え続けるだろうか?アナリストは、IPO市場の回復、デリバティブ事業の拡大、活発な取引に牽引され、業界全体で通年約14%の利益成長が見込まれると予想している。

低いバリュエーションと改善するファンダメンタルズのギャップは、特にROEが予想通り過去の80パーセンタイルに向かう場合、投資家の関心を集める可能性がある。

海外事業が利益の重要な貢献者となる中、主要3社による国際事業の拡大と増資は引き続き注目されるだろう。

出典