何が起きたか

ETFGIのデータによると、世界のETF市場では今年、新規設定が過去最高を記録し、7月末までに2,141本の商品が投入された。

アクティブETFは新規設定の過半を占め、2,141本のうち1,212本に達し、アクティブ運用への顕著なトレンドを示した。

中国では18本のアクティブETFが承認を待っており、国内のETF設定も好調で、9月3日時点で266本の新規商品が85.406 billion yuanを集めた。

なぜ重要か

パッシブからアクティブETFへのシフトは投資戦略を再定義する可能性があり、投資家により多くの選択肢と、ETFの枠組みの中でのアクティブ運用を通じた潜在的により高いリターンをもたらす。

アクティブETFは、透明性、流動性、低コストというETFの利点をアクティブ運用と組み合わせており、差別化された戦略を求める個人投資家と機関投資家の双方を引き付ける可能性がある。

アクティブETFの成長は、従来のアクティブファンドがETF形式へ転換する動きを加速させ、ファンド業界の競争環境を塗り替える可能性がある。

主な事実

世界のETF新規設定は今年の最初の7か月で過去最高の2,141本に達し、米国が889本で首位、次いでアジア太平洋(日本を除く)が540本、欧州が379本、カナダが189本と続いた。

アクティブETFは世界の新規設定の56.6%を占め、合計1,212本に上った。

世界のアクティブETFの資産は6月30日時点で$2.5 trillionに達し、2016年以降の年平均成長率は49%で、ETF市場全体の22%を上回った。

モルガン・アセット・マネジメント(Morgan Asset Management)は、世界のETF資産が2030年までに$30 trillionに達する可能性があると予測している。

米国では、4月に設定されたRoundhill Memory ETFが約$25 billionを集め、上位3銘柄(SK Hynix、Micron、Samsung)が構成比の70%超を占めた。

今後の注目点

中国初となる18本のアクティブETFの承認とパフォーマンスに注目したい。これらは国内市場の先例となる可能性がある。

アクティブETFが市場シェアを伸ばし続けるかどうか、そして従来のアクティブファンドの運用会社が競争圧力にどう対応するかを注視する。

資金の大きな受け皿となってきたテクノロジー関連ETFが、米中両市場でその勢いを維持できるかを見極める。

出典