何が起きたか
9月7日、中国証券監督管理委員会は、CICCが株式交換を通じて東興証券と信達証券を吸収合併し、31.04億株を新規発行する申請を承認した。この承認は、8月27日の取引所による審査通過に続くものである。
3社の証券会社は9月15日から売買を停止し、東興証券と信達証券は上場廃止まで停止が続く一方、CICCはA株の反対株主による買取請求の結果を発表した後に取引を再開する。
CICCは1年以内に詳細な統合計画を提出しなければならず、東興証券と信達証券は3年以内に事業の抹消登記を完了しなければならない。規制当局はまた、CICCを東興基金および信達澳亜基金の主要株主として、また東興先物および信達先物の支配株主として承認した。
なぜ重要か
この合併により、総資産が1兆元を超える証券大手が誕生し、業界上位10社のなかで売上高4位、純資本5位にランクインし、CICCの競争上の地位を強化する。
これら中央匯金系の証券会社の統合は、中国証券業界の再編における重要な一歩であり、今後の国有系合併の前例となる可能性がある。
この取引の完了は競争構図を再形成する可能性が高く、統合後の企業の純資本はほぼ倍増し、大規模な事業運営と資源統合の能力が向上する。
主な事実
CICCは東興証券と信達証券を吸収するため31.04億株を新規発行する。
東興証券と信達証券の株式は9月15日から上場廃止まで売買停止となり、CICCは買取結果の発表後に取引を再開する。
合併後、CICCの総資産は1兆元を超え、純資本は483.57億元から1026.46億元に増加する。
この合併は8月27日の取引所承認に続き、9月7日にCSRCの承認を受けた。
今後の注目点
CICCが1年以内に提出しなければならない統合計画の実施を注視し、事業運営や支店がどのように統合されるかを見極める。
定められた期限内での抹消登記や事業変更の完了、および海外子会社に対する調整の有無に注目する。
合併後の企業の今後の決算報告における業績に注目する。競争の激しい証券セクターにおいて、その売上高や利益のランキングが変動する可能性があるためだ。
