何が起きたか

中国工程機械工業協会(China Construction Machinery Association)のデータによると、2026年1月から8月にかけて、主要な油圧ショベルメーカーは191,557台を販売し、前年同期比24.2%増となった。国内販売は94,619台(17.4%増)に達し、輸出は96,938台(31.8%増)となった。

8月単月では、19,716台の油圧ショベルが販売され、前年同月比19.3%増となった。国内販売は3.92%増の7,986台、輸出は32.7%急増の11,730台となった。

同協会はまた、8月のローダーの販売が合計10,832台、前年同期比14.7%増だったと報告した。最初の8カ月では、ローダーの販売は104,658台に達し、25.8%増となった。

なぜ重要か

東呉証券(Dongwu Securities)のリサーチレポートによると、油圧ショベル販売の伸びは、国内市場の循環的な回復と海外鉱業における設備投資の増加を反映している。国内市場と海外市場のいずれも上昇基調にある。

鉱業に加えて、データセンターや計算ネットワークの建設が、建設機械産業の新たな牽引役として台頭している。ある業界関係者は、データセンターは重資産型の新型インフラであり、用地造成、土木工事、電力システム、冷却システムを伴い、そのいずれもが機械の需要を押し上げると指摘した。

エネルギーインフラや大型輸送プロジェクトに支えられた7月と8月の揚重機(クレーン等)の高い稼働率は、季節変動に対する強い耐性を示しており、需要の安定を示唆している。

主な事実

2026年1月から8月にかけて、油圧ショベルの販売は合計191,557台、前年同期比24.2%増となった。

2026年8月、油圧ショベルの輸出は前年同期比32.7%増の11,730台となった。

関連機関によると、「第15次5カ年計画(第15次五カ年規画)」期間には、計算ネットワーク建設への新規の直接投資が4 trillion yuanに達すると見込まれている。

三一重工(Sany Heavy Industry)の油圧ショベル部門は、上半期に21.306 billion yuanの売上高を達成し、前年同期比21.77%増となった。

今後の注目点

従来の閑散期が終わりインフラプロジェクトが加速するなかで、油圧ショベル販売の成長の勢いが続くかどうか。

データセンターや計算ネットワーク建設の拡大が、建設機械、特に大型・ハイエンドのクレーンの需要にさらにどのような影響を及ぼすか。

同協会の会長が指摘したように、AIや次世代技術が建設機械の応用分野の拡大に与える影響。

出典