何が起きたか
クレムリンのペスコフ報道官は9月5日、プーチン大統領が深夜0時から発効する形でキーウへの空爆を3日間停止するよう指示したと発表した。ロシアの報道各社が伝えた。
ペスコフ氏はこの停止措置を、米国とキーウ側との会談およびその準備作業に関連づけ、プーチン氏が同日、トランプ大統領の特使であるウィトコフ氏と、その義理の息子であるクシュナー氏と会談することを確認した。同氏は、新たな危機解決案について議論するのは時期尚早だと釘を刺した。
特使団を乗せた飛行機は正午にモスクワへ到着し、その後キーウを訪問する見通しだという。これとは別に、ウクライナ国防軍に対して9月5日から8日まで発砲を停止するよう命令が出されたとの報道もあり、ゼレンスキー大統領はウクライナが9月7日までモスクワへの攻撃を停止すると述べた。
なぜ重要か
空爆と攻撃の双方を同時に停止させたことは、クレムリンが目下の和平案について慎重な姿勢を崩していないとはいえ、双方が外交的な窓口を探っている可能性を示唆している。
今回の命令が米国との二国間会談と明確に結び付けられていることは、モスクワが特使団との協議に向けて好ましい雰囲気を作ろうとしていることをうかがわせるが、ペスコフ氏は新たな提案を議論するのはまだ早いと強調した。
主な事実
9月5日にペスコフ氏が明らかにしたところによると、プーチン氏は深夜0時からキーウへの空爆を3日間停止するよう命じた。
この空爆停止は、米国とキーウ側との会談およびそれに関連する準備作業と結び付けられている。
プーチン氏は9月5日にウィトコフ氏およびクシュナー氏と会談することが確認されており、両氏を乗せた飛行機は正午にモスクワへ到着した。
モスクワでの会談後、ウィトコフ氏とクシュナー氏はキーウを訪問する見通しである。
ウクライナ軍には9月5日から9月8日までの停戦命令が出されたと報じられている。
ゼレンスキー大統領は、ウクライナが9月5日から9月7日までモスクワへの攻撃を停止すると発表した。
今後の注目点
3日間の空爆停止措置が実際に維持されるか、また双方がそれぞれの一方的な停戦を延長するかどうか。
モスクワおよびキーウで行われる米特使団の会談の内容や成果、とりわけ新たな和平案を示唆する動きの有無。
一連の外交接触を受けて、クレムリンやウクライナ指導部から公式な声明が出されるかどうか。
