何が起きたか
9月8日、中际旭创の株価は1株902.37元で引け、0.44%上昇し、時価総額は再び万亿元の大台を回復した。3営業日連続の上昇となり、この間の累計上昇率は10.99%に達した。
ゴールドマン・サックスはレポートを発表し、中际旭创のH株を初めて調査対象(カバレッジ)として「買い」の評価を付与し、目標株価を3267港元とした。同時にA株についても「買い」評価を再確認して目標株価を2645元とし、2026-2028年の純利益の複合成長率が84%に達すると予測した。
同社の上半期の売上高は417.78亿元、親会社株主に帰属する純利益は136.51亿元で、前年同期比241.7%増加し、粗利率は46.25%に達した。
なぜ重要か
中际旭创は世界の光インターコネクト(光相互接続)のリーディング企業であり、その株価動向はAIコンピューティング(算力)の確実性に対する市場の再評価(リプライシング)とみなされ、AIインフラ投資の継続的な過熱ぶりを反映している。
同社は光モジュールのメーカーから光インターコネクトのプラットフォーム型企業への転換を進めており、川上(上流)企業への投資を通じて垂直統合型のエコシステムを構築することで、業界の競争構図を塗り替える可能性がある。
万亿元という時価総額の下での強気・弱気の見解の対立は、AIバブルの持続性に対する市場の判断の相違を浮き彫りにしており、ハイテク株に対する投資家の信頼感に影響を与えている。
主なポイント
中际旭创は3営業日連続で上昇し、累計上昇率は10.99%、時価総額は再び万亿元を回復した。
ゴールドマン・サックスはA株の目標株価を2645元、H株の目標株価を3267港元とした。
同社の上半期の純利益は前年同期比241.7%増加した。
同社は40亿〜80亿元の自社株買い計画を発表した。
今後の注目点
1.6T、2.4Tなど同社のハイエンド光モジュール製品の出荷量(数量拡大)の状況や、NPOなど次世代製品の研究開発の進捗に注目したい。
光モジュールの需要に影響を与えかねない、北米のクラウド事業者の設備投資(CAPEX)の変化に留意したい。
同社のサプライチェーンの安定性、特に光チップと電気チップの確保(ロックイン)状況を注視する。
