何が起きたか

九号公司傘下の商用モビリティ事業部は先ごろ、江蘇省常州でシェアモビリティ新製品のグローバル発表会を開催し、シェアマイクロモビリティの交流プラットフォームを構築した。

九号公司の共同創業者兼CEOである王野氏は、同社は革新的な技術と製造能力の向上に取り組んでおり、世界のパートナーが実際の運営上の課題を解決するのを支援することを目指していると述べた。

発表会には世界各国から60社余りのシェアマイクロモビリティ運営事業者の企業代表や業界の来賓が集まり、安全、運営効率、持続可能な成長などのテーマをめぐって突っ込んだ意見交換が行われた。

なぜ重要か

シェアマイクロモビリティの運営事業者は、車両の耐久性、保守運用コスト、収益のバランスといった課題に長らく直面してきた。九号公司が自らの位置づけを車両サプライヤーから車両群(フリート)の運営能力の提供者へと広げたことは、B2Bシェアモビリティ市場の競争がハードウェアの価格からライフサイクル全体のサービスへと移りつつあることを映し出している。

TCO 2.0は収入、運営支出、ハードウェア投資を同一の事業フレームワークに組み込むもので、業界が車両群の経済性を評価する方法が、単に購入価格を比較することから長期的なリターンを測ることへと移る可能性を意味する。これは運営事業者の機種選定の考え方にとって参考となる。

主な事実

九号公司の商用モビリティ事業部は2018年以来、世界250社を超える運営事業者と提携してきた。

2026年6月30日時点で、九号の商用モビリティ事業部のシェア車両の世界累計出荷台数は250万台を超えた。

2026年上半期、九号公司の研究開発投資は7.5億元に達し、前年同期比44%増となった。

2026年上半期時点で、九号公司はグローバルな知的財産権を累計7170件取得し、国内外の技術標準の策定を主導または参加した件数は累計150余項に上る。

イベント期間中、世界の140名余りのパートナーが九号の常州工場の生産ラインを訪れ、同社の研究開発・製造体系を視察した。

今後の注目点

TCO 2.0が世界の運営事業者に受け入れられ、実際の購入判断へと結びつくかどうかが、車両販売から運営手法の提供へと向かう九号の転換の成果を試すことになる。

シェアマイクロモビリティ業界の再編が続く中で、九号と250社余りの運営事業者との協力関係がさらに深まるかどうか、そして研究開発投資の成果への転換効率が、引き続き注目に値する。

出典