何が起きたか
恒大汽車(00708)は2025年12月31日までの通期業績を発表し、期中の売上高は1301.1万元(人民元)で、前年同期比75.59%減となった。
会社株主に帰属する損失は8.91亿元(人民元)で、前年同期の黒字から赤字に転落した。1株当たり基本損失は8.218分。
発表によると、売上減少の主因は、技術サービス提供による収入が2024年の2537万元から報告期間の1287万元へ減少したことに加え、グループが不動産開発事業を終了したため、報告期間中に不動産販売がなかったこと(2024年は2228万元)である。
なぜ重要か
業績は、恒大汽車の収入構造が大幅に縮小したことを示しており、不動産販売がゼロになり、技術サービス収入も減少し、会社は黒字から赤字に転じた。これは、現在の事業規模では利益を支えることが難しいことを反映している。
発表では、会社がすでにいかなる自動車製造事業も行っておらず、主要な経営活動をアセットライト(軽資産)モデルへ転換したことが明らかにされており、これはそのビジネスモデルとアイデンティティが根本的に変化したことを意味する。
主な事実
2025年度の売上高は1301.1万元(人民元)で、前年同期比75.59%減。
株主帰属損失は8.91亿元(人民元)で、前年同期の黒字から赤字に転落。
1株当たり基本損失は8.218分。
技術サービス収入は2024年の2537万元から報告期間の1287万元へ減少した。
2024年の不動産販売は2228万元だったが、報告期間中に不動産販売はなかった。
欧州の顧客に向けた技術サービス事業が報告期間中の主要かつ経常的な収入源であり、NEVSを通じて行われている。
グループはリチウムイオン電池の貿易事業の展開に向けた準備を引き続き進めている。
発表日時点で、グループはいかなる自動車製造事業も行っておらず、中国国内のすべての生産設備は売却または破産手続きを通じて売却済み、あるいは売却手続き中である。
今後の注目点
会社が欧州の顧客向け技術サービス事業によって収入を安定させられるか、また電池貿易事業が実現し、新たな収入源となり得るか。
自動車製造事業が停止し、生産設備が順次処分された後、アセットライト運営モデルの下でコスト構造とキャッシュフローの状況がどのように変化していくか。
