何が起きたか

日本の8月の輸出は7月に比べて伸びがやや鈍化したものの、依然として高水準を維持した。財務省の報告によると、8月の輸出額は前年同月比19.3%増で、7月の23.2%を下回った。

輸入は28%増となり、エコノミストの予想である26.3%を上回った。季節調整前の貿易赤字は1.1万亿日元に拡大し、修正後の前月赤字6383億円から増加して、4カ月連続の赤字となった。

半導体などの電子部品の輸出は52%増加し、輸出全体の伸びを牽引する主な原動力となったほか、自動車の輸出も上昇した。8月は原油価格が比較的高い水準を保ち、円は対ドルで160近辺で取引され、日本の石油輸入は金額ベースで約59%、数量ベースで3.6%増加した。

なぜ重要か

輸出が高水準を維持していることは、外需が依然として日本経済を支えていることを示している。しかし輸入の伸びの方が速く、赤字が拡大し続けていることは、貿易収支が圧力を受けていることを意味する。

報告は赤字の拡大を市場の変動と結び付けており、円相場と原油価格の水準が同時に輸入コストに影響を与えているため、貿易データが為替レートやエネルギー価格に対して敏感になっている。

半導体関連の出荷の力強い伸びは、輸出全体の中で際立った位置を占めており、この勢いが続けば、エネルギー輸入がもたらす赤字圧力をある程度相殺できる可能性がある。

主な事実

8月の輸出額は前年同月比19.3%増で、7月は23.2%だった。

8月の輸入は28%増で、エコノミスト予想の26.3%を上回った。

季節調整前の貿易赤字は1.1万亿日元に拡大し、修正後の前月赤字は6383億円で、4カ月連続の赤字となった。

半導体などの電子部品の輸出は52%増加した。

8月は原油価格が比較的高い水準を保ち、円は対ドルで160近辺で取引された。

日本の石油輸入は金額ベースで約59%、数量ベースで3.6%増加した。

今後の注目点

今後の各月で輸出の伸びが現在に近い水準を維持できるかどうか、とりわけ半導体やチップ製造装置の出荷の持続性が注目される。

円相場と原油価格の動向が、輸入額と貿易赤字の規模にどのように影響を与え続けるか。

連続赤字が続くかどうか、そして自動車など他の主要な輸出品目のパフォーマンスの変化。

出典