何が起きたか
ドイツ・ラインラント=プファルツ州商工会議所の報道官ニコル・ラボルド氏は13日、継続的な低水位の影響でライン川の貨物輸送能力が大幅に低下し、今年はドイツ経済に巨額の損失をもたらす見通しだと述べた。
ラボルド氏は、損失が2018年を上回るかどうかは今のところ見極める必要があると指摘した。2018年のライン川低水位は少なくとも24億ユーロの経済損失をもたらした。
今年に入ってドイツは何度も高温の天候に見舞われ、河川の水位が低い状態が続き、ライン川の貨物輸送に深刻な影響が出ており、一部の貨物船はすでに航行できず、他の船は空荷でしか航行できなくなっている。
なぜ重要か
ライン川はドイツの内陸河川貨物輸送の約80%を担い、ドイツの工業輸送の「大動脈」であり、その輸送能力の低下は水運に依存する工業物流に直接影響を及ぼす。
報道官の発言から見ると、今年の損失規模はまだ確定していないが、すでに明確な損失額のある2018年という年と比較する枠組みの中に置かれている。
主な事実
ライン川はドイツの内陸河川貨物輸送の約80%を担っている。
2018年のライン川低水位は少なくとも24億ユーロの経済損失をもたらした。
今年に入ってドイツは何度も高温の天候に見舞われ、河川の水位が低い状態が続いている。
次に注目すべき点
今後はライン川の水位の変化と貨物輸送の制限が続く期間に注目する必要があり、これが今年の損失が2018年を上回るかどうかを左右する。
貨物船が航行できない、あるいは空荷でしか航行できない状況が続けば、ドイツの工業輸送への影響がさらに表面化する可能性がある。
