何が起きたか

9月4日、創業板算力基礎インフラ指数に連動する8本のETFが一斉に発行を開始した。易方達、華夏、広発など大手公募ファンド8社が運用し、市場の申込意欲は非常に高く、天弘基金の商品は発行当日のうちに募集を前倒しで終了した。

これらのETFは8月28日の認可から発行開始までわずか7日しかかかっておらず、一般的なテーマ型ETFよりもスピーディーな展開となっており、資本をハードテック分野へ誘導しようとする当局の姿勢がうかがえる。

南方基金と国泰基金の同系列商品は9月7日に発売予定で、募集期間はそれぞれ11日間と17日間となっている。

なぜ重要か

同指数は算力インフラ分野に焦点を当て、データセンター、通信設備、PCB、ストレージ、液冷などの細分野をカバーしており、国産算力銘柄の比率は74.5%に達しているため、国産代替の加速による恩恵が期待される。

ファンドマネージャーは、算力需要が線形的な伸びから指数関数的な急拡大へと移行しつつあり、エージェントアプリケーションが需要を10倍に押し上げる可能性があると見ている。今回の好況サイクルは5~8年続く可能性があり、指数への投資を通じて算力インフラという主軸テーマの波及効果を捉えやすくなるとしている。

主要な事実

8本のETFは9月4日に一斉発行され、天弘基金の商品は当日中に完売した。

指数構成銘柄の2026年の主要事業収入と純利益は、前年同期比でそれぞれ69.93%、173.35%増加すると見込まれている。

2023年から2026年までの期間で、同指数の累積収益率は420%を超え、年率換算の収益率は60%を超えている。

今後の注目点

南方基金と国泰基金の商品の今後の発行状況、そして市場の申込熱が持続するかどうか。

算力産業の実際の需要拡大と国産代替の進展が、指数の高い成長期待を裏付けられるかどうか。

出典